リサイクルトナー・再生トナー購入のポイント
リサイクルトナー・再生トナーを販売している会社は、今ではかなりの数があります。特にインターネット上では、ものすごくたくさんの販売会社が存在していて価格・サービスなど様々です。
そんなたくさんの販売会社の中からリサイクルトナー・再生トナーを選ぶためのポイントを教えます!
リサイクルトナー・再生トナーの品質基準
最近では、リサイクルトナー・再生トナーの工場ではISOの取得を行うところが増えてきました。
ISOを取得しているかどうかは、品質を測る上でひとつの目安になります。
しかし安易にISOを取得しているから品質が高いかと言うとそうではありません。
例えば国際標準化機構(ISO)が定めるISO14000s(シリーズ)『環境マネジメントシステム規格』の中核となるISO14001は、環境マネジメントシステム(EMS)をどのように構築すればよいかを定めた仕様書です。
決してリサイクルトナーの品質標準を定めたものではありません
「ISO取得=リサイクルトナー・再生トナーの品質が高い」とはならない事を認識する必要があります。
ただ、ISOの取得にはお金がかかりますし、もちろん標準化を行う必要がありますので、企業規模を測る目安にはなります。
現在、リサイクルトナー・再生トナーの品質基準を定めたものは、STMC基準だけです。
STMCは、再生トナーカートリッジの普及を働き掛ける団体であるI-ITC(International Imaging Technology Council)と電子画像の権威であるR.I.T.大学(ロチェスター工科大学)が中心となって策定したリサイクルトナー・再生トナーの品質基準です。
この基準に合格するのは、かなり難しく日本では1工場(複数の工場が基準に満たず合格できていないそうです)だけしか合格していません。
リサイクルトナー・再生トナーの品質を計る事ができる基準は、今のところSTMCだけです。